トレメンデスぶろぐ

トゥモアナ

朗読劇やがて君になる 佐伯沙弥香についての感想※追々記あり

観てきました。

朗読劇やがて君になる 佐伯沙弥香についてを。


もう1回観に行く予定なので後日修正するところもあると思いますが、とにかくこの溢れ出る感情を残しておかんとおおおおおということで感想いきます。

 

※下に追記しました。

 

千穐楽配信を観て更に感じたことも下に追記しました。どんだけ追記すんの。

 


小学生時代は軽く。まぁプール(というか水中)のシーンは必須だからちゃんとやってましたね。

かつて茅野くんも熱く語っていた首元にキスされて、コポコポ、ピシッ!は、ちゃんと印象深くやられていて満足。


二言くらいだったけれど、ロリ沙弥香演技が幼さと芯の強さが感じられる声音で最高でした。

 

 

中学生時代。

もう出てきた瞬間柚木先輩!!!フワフワしやがって!!!って感じで最高にクソ柚木先輩でした。ありがとう七木さん…


ファーストキス後のシーン、クッッッッソ浮かれている佐伯と対照的にこんなもん?って気まずそうな顔してる柚木先輩がさぁ…ちょうど座席的な柚木先輩の表情がよく見えるところだったから余計にダメージ負っちゃったよ…


この辺って、小説でも佐伯の変わり様が文面から溢れ出ていて、先を知っているから本当につらかったんですけれど、それが朗読劇でもちゃんと伝わるどころか柚木先輩側のリアクションも見えちゃうから余計につらかったですね…


先輩に振られるシーンでBGMがピタって止まるところで、佐伯が抱いていた微かな希望が砕け散って絶望に叩き落とされるのがわかって、まじで呼吸できんかった。


そこから高校入学時点まで表情も声も暗いのに、七海を一目見て「全て、どうでもよくなった」になった途端一気に明るくなって、あぁ七海に出逢えたことでまた楽しい日々を過ごせるようになったんだね佐伯…って泣いてしまった。ドン底に落とされた佐伯を救ったのは間違いなく七海燈子(の顔)なんだよな…


あと槙くんが随所で佐伯ガン見していてマジで笑ってしまった。今回の槙くんも槙くんの胡散臭い感じ(褒めてる)がよく出ていて良かったわ〜


「だめだよ 沙弥香」があるのは覚悟していたんですが、ちゃんと京都駅の天空広場まで連れて行くところから告白、その後渡月橋でボート漕ぐところまでやるとか思わんやろ、?!??

ほんとこの辺冷静に観られなかったんですけれど、大大大好きなシーンを、礒部さんともえぴが演ってくれる喜びよ…礒部さんボロボロ泣いてるしわしも泣くわ。

 

いやぁ…プロフィールに書いているくらい大好きな台詞である

 

「あなたは私の好きなあなたでいてくれるだろうっていう信頼の言葉かな」

 

を、礒部花凛さんの演技で聴くことができて、もう思い残すことはnいやあるわ。茅野くんの演技でも聞かせてくれ。


ラストの、クラス替えを確認して小糸の元に向かう七海を見送るシーン…また小糸と七海が楽しそうに去って行くものだから本当につらすぎてつらすぎて…そして最後に「好きよ、燈子」で締めるのがさぁ〜〜〜だめよ、私はやっぱり七海燈子のことが好きな佐伯沙弥香が好きなんだって。助けて。

 

 

 

いやほんま…こんな感情をぶつけられて平静でいられるわけないやろ…いい意味で観るのが疲れる作品でした………

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

11/4追記

2回目観劇しましたので追加します。

前回と座席が逆サイドかつ最前席だったので、前回と見えている世界がまるで違いました。最前は良いぞ。

 

まず改めて観た結果、小学生はもちろん明確に幼い演技をしていたんですが、中学生〜高校生でも微妙に声音や話し方を変えて年齢を重ねているのがわかってしまいました…所作まで微妙に変えてるから纏っている空気が違うよ…凄い…

 

プールのシーン、首筋に唇を寄せて来た、ってところで一瞬首筋に目線を送っていたんですけれど、それだけでいないはずの例の女の子の姿が見えてしまって礒部さん、何?となりました。本当にこういう細かい演技が多すぎて最高…

 

中学生編。キスシーンでキス顔がよく見えたんですが、改めて柚木先輩のナチュラル畜生演技が素晴らしすぎました。あんなに顔が良い佐伯沙弥香とキスしてあれ?じゃあないんだよわしにさせろや💢←

 

あと礒部さんがついったーで言っていた、オフ芝居の時に「沙弥香ちゃん、かわいいね」って言っていたというシーンがわかっちゃったかもな…


たぶんここだろうな〜ってシーン、「沙弥香ちゃんなんちゃらかんちゃら」って言ってるのが見えました。何て言ったのかは、おそらく礒部さんしかわかりません。

 

ていうかステージが近いから演者の顔がよく見えるのよ!今日もえぴの顔見ちゃったら「全て、どうでもよくなった」し、もえぴの顔が世界を救うんですねぇ(?)

 

槙くんが佐伯を煽るシーン(七海と小糸仲良いよね^^のシーン)も、表情がよく見えたから観察した結果マジで腹立つ顔していてキレそうだった。素晴らしい。

 

 

そして渡月橋での最愛の台詞、礒部さんが本当に丁寧に丁寧に言葉を紡いでくれて、もう2回目だから言われるのわかっているのにボロボロに泣いちゃったよ。。

本当に七海燈子のことが、好きなんだって、気持ちが溢れ出ていて、死。

 


あと印象的だったのは、「私は沙弥香を選べない…選ばない」と言われた時よりも「好きな人がいるの」「それは 小糸さん?」の時のほうがめちゃくちゃつらそうに声を絞り出していたところですね…

だからこそその後の「そっか…そっかあ…悔しいなあ」の、努めて明るい声を出そうとして、声が震えているのがよりダメージでかくてもうね、無理。

 

逆サイドだった1回目の席では見えなかった、ラストの七海を見送る佐伯の顔なんですが、今回はバッチリ見える位置でした!ということでじっくり観察したところですね…視線で小糸の存在を示してあげて、七海がそれを確認する=佐伯に背を向けている時に、一瞬七海から視線を外して、また七海がこちらを振り返る時には元に戻している佐伯沙弥香、というのを目撃してしまって…あああぁぁぁ………😭😭😭

 


とにかく礒部さんを観よう!と誓ってずっと観ていましたが、ふとした表情の変化や視線など、本当にずっと観ていないと気が付かない繊細な演技もされる方なんですよね…BDが発売される際は佐伯沙弥香だけを映した映像の収録をお願いします。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

11/8追記

 

これは毎回思っていたことなんですが、冒頭の佐伯沙弥香が"佐伯沙弥香について"語っているシーンって、このお話のキモの部分だなぁと。

 

まず、周りから見えている佐伯沙弥香のイメージは、真面目・優秀・優しい。あと顔が良い←

それで冒頭で語っている佐伯沙弥香から見た佐伯沙弥香像って、そんな周りからのイメージを具体的に言っているだけなんですよね…小学生にして自己分析完璧かよ…「自分の中にわからないものはない」って後半に言ってるしな…。

特に好きなのが「一つ覚えたことが、次の知識への呼び水となる。毎日はその繰り返しになる。」という部分なんですね。んもぉ〜佐伯沙弥香のことが大好きな理由の一つです。学ぶことを苦にしない人ラブ。

 

この佐伯沙弥香像で言えば、例えば中学時代。

柚木に対する振る舞いを振り返って、反省して、次回に備える、ということをごく自然に行っているんですよね。PDCAサイクル恋愛女。

 

…とまぁ、そんな佐伯沙弥香像を念頭に置いた上でお話を観ていくと、本編での彼女の選択や行動、考え方とかが"佐伯沙弥香像"に則ったものなんだってより納得出来て、作品世界へと没入出来るんだなぁと思いました。こんだけ佐伯に対する理解を深められた状態であんな話見せられたら、それは泣きますよもちろん…。

 

これも書いてなかったなと思ったのが、京都駅で佐伯が告白するシーン、ソーシャル・ディスタンス演出で実際に手を握っていないのに、七海の手を握り、自分の頬に寄せる佐伯が、見えました。いやマジであのシーンだけ0距離でやってなかった???これに関しては幻覚じゃない自信がありますけども…(幻覚です)

 

あと、毎回大好きすぎてしんでしまう渡月橋のシーンですが、何回観ても良すぎて泣いてしまいますね…このシーンだけ切り取って先行配信とかしてくれませんか?死人が出るから無理か。

 

あああああそういえば千穐楽にしてまた新たな発見をしてしまったんですが、最後の小糸の元に向かう七海に対して「行ってらっしゃい」を言いかけて、飲み込むシーン。

マジで「行っt…」くらいまで言いかけてたんですけれど…???は?????しにました。

 

そして最後のさぁーーー挨拶ですよ。

もうとにかくみんなが佐伯のことを想って芝居をされていたんだっていうのが、ひしひしと伝わる挨拶でした…。

小糸役の美里ちゃんとか、佐伯を想い過ぎるあまりあっぷあっぷになっていたみたいなコメントをしていましたが、これ侑沙ですよね?←

 

あともえぴがボロッボロに泣きながら、佐伯を計15回も振ることになったことがつらかったとか、「沙弥香でいいよ〜」みたいなことを言ってくれた時に、ちょっと笑ってしまったと同時に、あぁ礒部さんが育て続けて胸を破った言葉が、ちゃんともえぴに届いていたんだ…ってオイオイ泣いてしまいました…キャラと役者がごちゃごちゃになってしまう…泣

 

そしてですね、礒部さんの挨拶ですよ。

"侑のことが好きな燈子"も含めて「好きよ、燈子」なんですってよ。こんなに解像度高い佐伯沙弥香おるか???ほんまに、礒部花凜さんに対しての信頼が、公演を観るごとに増していきますね…。

 

ていうかこの解釈であの3年生になった春を演じてくれたことが本当に嬉しくて…私は"七海燈子のことが好きな佐伯沙弥香"のことが、大好きなので…。

ささつ3巻で佐伯は幸せになったけれど、少しだけ寂しく思う自分がいて。

でも礒部さんの↑の言葉を聞いて、あぁやっぱり佐伯って高校から大学で枝元に出逢う頃までも、一番好きなのは七海だったんだ…枝元と出逢ったことによって、七海に関することで心が動かされることは少なくなったかもしれないけれど、でも一生残っているし、消す気もないんだ…って改めて確信出来たんですよね…

 

次やる予定のやが君encore、それももちろん観たいんだけれど、正直ささつ3巻の話も含めたささつ舞台が観たいです…だって礒部さんだってあんなつらい思いをまたすることになるんか…って言ってたやん…我々佐伯沙弥香大好きおじさんたちもつらい思いをするのは、もう嫌なんよ…泣