トレメンデスぶろぐ

トゥモアナ

佐伯沙弥香について。

佐伯沙弥香について 第3巻。

 

発売日当日に読了したものの、まだ感想を好き放題書くわけにもいかず。

思い浮かんだままにここに吐き出します。

 

 

 

 

↓↓↓以下めっちゃネタバレ↓↓↓

 

 

 

 

 

まず読んでいる間の感想になるんですが、佐伯沙弥香についてって、佐伯沙弥香についての本だから佐伯沙弥香一人称で物語が進んでいくんですけれど(佐伯沙弥香って書きたいだけだね)、佐伯沙弥香の感情の動きがダイレクトに読者に伝わってきてしまうんですよね。

 

だから、佐伯沙弥香の心が動きまくる1巻・2巻は読むのにめちゃくちゃ体力を要したんですが、3巻を読んでいる時はひたすらにおだやか。これまで、好きな女のことを想うと心が動きまくっていたのが嘘みたいに、陽ちゃんと過ごす佐伯沙弥香はおだやかに、陽ちゃんのことを想っているんだなぁ…佐伯沙弥香の心がおだやかで私も嬉しいよ…。

 

 

 

ちなみに、3巻まで読んでから改めて1巻を読むと文体の違い=佐伯沙弥香の性格の違いにニヤリとしてしまうのでおすすめです。そりゃあね、最初は小学生ですから。成人と比べたら本当に若くて若くて。。

 

そう、小学生から大学生までの佐伯沙弥香を、見てきたんですよね、。。原作のメインキャラは小糸や七海なのに、こんなに長い期間を描かれちゃったらさぁ、大好きになるに決まってるじゃん。。佐伯。。。

 

佐伯沙弥香さん、彼女のなりを知れば知るほど本当に良い女なんですよね。。。柚木先輩マジで許さねぇ。。。でも顔が良いから許す!←

 

顔が良いと言えば佐伯沙弥香!顔が良くておっぱいがでかい。おっぱいがでかい!!佐伯沙弥香は最高の女!!!(最低)

 

良い子な佐伯沙弥香も好きだけれど、悪い先輩な佐伯沙弥香も大好き。

 

成人初手ビールで撃沈する佐伯沙弥香も好きだよ。個人的にガチで弱そうなのは七海で、小糸と佐伯は飲み方がわかればあんな酷いことにはならないかな。

 

とりあえずカクテルとかチューハイとかの飲みやすいお酒でアルコールとの付き合い方を学んでいって、またいつかビールにも挑戦してほしいな。ビール大好きおじさんからのアドバイスです(?)

 

 

よく、過去の嫌な出来事を忘れたり、踏み台にしたりとかで、人は人生を送っていくって言うのかなと思うんですが、佐伯沙弥香は過去のどんなことも、全部、全部全部全部、今の自分に繋ぎ合わせていっている。

どんなに否定しようとしている過去だって、どうしようもなく今に繋がっている。それを認めることって、本当に大変だと思うから、だから前述の通り忘れたり踏み台にしたり…という行為に繋がる。

だけれど、この3巻で佐伯沙弥香はちゃんと、ようやく、自分の過去に向き合って、受け入れて、今の自分の一部として進んでいった。

思えば高校生までの佐伯は頑なで、「あなたは私の好きなあなたでいてくれるだろうっていう信頼の言葉 かな」(佐伯沙弥香史上一番好きな台詞です)って、相手の変化に対しては許容する台詞だと思うんですが、あまり自分の変化については好意的ではないというか、絶対にブレたくないっていうポリシーみたいなものを持ち続けていて、それが我慢していたこと、になるのかな。

だけれど、陽ちゃんと出逢ったことで、少しずつでも、我慢をしなくなって、だんだんと自分が変わっていって。

それを嬉しく思えるだけの余裕が生まれたんだね。。佐伯。。。

 

あと随所に現れていたけれど、佐伯沙弥香の胸にはこれからもずっと七海への想いが染み付いたままになるんですよね。だって、七海のことを好きだった佐伯も、彼女の一部だから。

年月が経っていけば、七海のことで胸の痛みや心がざわつくこともだんだんと薄らいでいくと思うけれど、消えないんだよ。

 

だから七海が今後舞台でキスシーンとかやったりしたら小糸はもちろん佐伯も一瞬嫌な顔すると思うんですよね。そんな番外編をやってくれ頼む。

 

 

あとね、佐伯が七海とやりたかったことがじゃんけんだったところはさすがにしんでしまったよ。しかもさ、明らかに七海がチョキを出すことがわかっている佐伯じゃん。

じゃんけん、佐伯はグーを出したと思います。直前の会話で、2人で喫茶店に来たことを七海が完全に忘れていたじゃないですか?その仕返しで奢らせようとする佐伯沙弥香でいてほしいし七海相手にもそういうことが出来るようになったと思うから佐伯は…。

 

ていうかやがて君になるは原作も小説もイベント台本でもじゃんけんの使い方が絶妙すぎてずるいわ。。じゃんけんするたびにオタクをころしにかかるやがて君になる恐ろしい子…っ!

 

 

佐伯にはちょうど陽ちゃんみたいなグイグイと気持ちを出してくれるタイプがちょうどええよな〜と考えていたので、今回の小説を読んで心の中でガッツポーズしましたよえぇ。佐伯の顔とおっぱいのでかさを素直に褒めて、そしてエロさを指摘できる人間が、佐伯には必要だったんだよ!!!←

 

侑沙が最推しカプなので、理想通りの未来である、佐伯は七海より小糸と会う機会のほうが多い、という原作終盤および佐伯3巻の記述にまたもガッツポーズ。

 

ていうか侑沙の間に「なんかあった?」って指摘してくる陽ちゃん鋭すぎてなぁ〜!!!(なんかあったよオタクの脳内では!)

そして小糸と仲良くなる陽ちゃんも最高。七海以外の3人は会う頻度めちゃ高くなりそうで本当に幸せ。。佐伯沙弥香が幸せで幸せ。。。

 

 

あ、もう書きながらも次々と思い浮かんで来ちゃうんでここからは箇条書きにしますね。

 

・原作8巻で髪を切った佐伯の変化に気が付く堂島くん、髪を切ったということには気が付かないながらも変化には気が付くのが、そういうところだぞ〜好きぃ〜!!

 

・侑燈はおつき合いし始めた年の冬にヤってるけど陽沙(沙陽?)はまだなので佐伯沙弥香の貞操観念〜!!!って叫んじゃうね。

 

・↑で陽沙か沙陽かで迷っちゃったのはリバ可だと思っているからです…。

 

・小糸が七海の家に泊まるときの特徴を教えてください佐伯沙弥香さん…いややっぱり佐伯沙弥香だけが知っている秘密にしておいてください(そしてそれは七海には話さないで)

 

・佐伯は浮気を疑われがちだけれども実際にはしないしどちらかと言えばされる(吐血

 

・七海と久々に会った時のやりとり、七海への未練が少しありつつも以前のように心が大きく揺さぶられることが少なくなっているのが随所で描かれていて…七海のことを好きな佐伯を観てきたから泣く。

 

・七海燈子のことが好きな佐伯沙弥香のことが好きだったのかな私…?

 

・“先輩"というプライドが邪魔をして一線を越えられない佐伯沙弥香先輩、陽ちゃんが元カノちゃんと話しているところを目撃しただけで焦りと嫉妬であっさりと越えてくれそう(可愛いね)

 

・陽ちゃんは絶対にあのおっぱいが大好きだから永遠に吸ってそう(赤ちゃんみたいねとか言われてそう)

 

・3巻で陽ちゃんと過ごしている時間で過去の女とのおもひで(ベンチに2人で座って話す、告白される、プールに潜る)の上書きをしているみたいで泣いちゃった。

 

 

うわ…マジで思うままに筆を動かしてしまって読み返したくない感じになってしまった…。

 

 

最後に。

仲谷先生、入間先生。やがて君になるを、佐伯沙弥香を生み出してくれて本当にありがとうございます。あだしまアニメもめちゃくちゃ期待しています(?)